【いなげや】通期営業利益は12％増の30億円に、３億円上方修正

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 食品スーパー大手のいなげや（東京都立川市）は２月３日、2015年３月期の連結営業利益が前期比12.1％増の30億円になりそうだと発表した。従来予想は27億円だったが、総菜を中心とした生鮮強化の改装効果などで収益が改善した。売上高に当たる営業収益については、4.2％増の2400億円と従来予想を据え置いた。

 同日発表した2014年４～12月期の連結業績は、営業収益が前年同期比4.6％増の1815億円、営業利益が106.1％増の24億円だった。

 主力のスーパーマーケット事業では42店舗で既存店活性化投資を行った結果、既存店売上高が3.4％増と堅調に推移。売上高が5.7％増の1474億円、営業利益が約6.5倍の17億円となった。

 一方、ドラッグストア事業は売上高が0.2％減の267億円、営業利益は3.0％増の７億円だった。