公取委、百貨店3社に課徴金、全日空の制服納入で談合

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 公正取引委員会は7月12日、全日本空輸への制服納入で独占禁止法違反(不当な取引制限)があったとして、高島屋、そごう・西武、名鉄百貨店の3社に計3186万円の課徴金納付命令を出した。

 公取委が違反を認定したのは、百貨店3社に加えて伊藤忠商事、オンワード商事、丸紅メイトの計6社。このうち、丸紅メイトを除く5社に再発防止策を講じる排除措置命令を行った。

 6社は、女性の客室乗務員用制服を高島屋、女性の地上係員用制服をそごう・西武、男性の客室乗務員と地上係員用の制服を名鉄百貨店が受注できるよう事前に調整を行っていた。課徴金の額は高島屋が1780万円、そごう・西武が1034万円、名鉄百貨店が372万円。

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