ユニーグループ・ホールディングス(GHD)は1月8日、中核事業会社のユニーの社長、佐古則男取締役(57歳)が3月1日付で社長に昇格する人事を決めた。佐古氏は引き続きユニーの社長を兼務する。
代表権を持つ前村哲路会長兼最高経営責任者(65歳)と中村元彦社長兼最高執行責任者(55歳)は、いずれも相談役に退く。
ユニーGHDは総合スーパーや食品スーパーを展開するユニーとコンビニエンスストアのサークルKサンクスを中核事業会社とする持ち株会社として2013年2月に発足、ユニー出身の前村会長とサークルKサンクス出身の中村社長の二頭体制で経営の舵取りを行ってきたが、今後は佐古氏に権限を集中してグループの一体経営を強化していく。
佐古氏は1980年にユニー入社、経営政策室長などを経て、2008年に取締役、11年に常務取締役、12年専務取締役を経て、13年2月現職に就いた。