イオンは持ち株会社であるイオン本体の人員と機能をスリム化し、事業会社に移管する組織改革を行う。持ち株会社中心から事業会社中心の経営体制に切り替え、事業会社の自立を促す。持ち株会社の執行役と従業員は半減し、各事業会社は地域や店舗に経営資源を重点配置することで競争力を高める。
これにあわせて、2月1日付でイオンリテール、ダイエー、イオンモールの社長が交代する。イオンリテール社長にはイオンモール社長の岡崎双一氏(56歳)が就き、現社長の梅本和典氏(63歳)は代表権のない会長に退く。
ダイエーでは社長の村井正平氏(64歳)が代表権のない会長となり、取締役専務執行役員の近澤靖英氏(59歳)が社長に昇格する。
また、イオンモールではイオンリテール社長に転じる岡崎氏の後任として、常務取締役の吉田昭夫氏(54歳)が社長に就任する。
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