総務省が発表した2014年11月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出は28万271円で、物価変動の影響を除いた実質ベースで前年同月比2.5%の減少だった。
消費増税のあった4月以降、8ヵ月連続でのマイナスとなった。10月の4.0%減に比べて、減少幅は縮まった。
支出項目別では「住居」(20.3%減)、「水道・光熱」(5.7%減)、「家具・家事用品」(4.5%減)の落ち込みが大きく、「食料」(0.3%増)や「教育」(6.9%増)などはプラスだった。
また、勤労者(サラリーマン)世帯の11月の実収入は43万1543円で、実質ベースで前年同月比3.9%減と、14ヵ月連続でマイナスとなった。