日本チェーンストア協会が発表した全国スーパー(加盟60社)の11月の売上高は既存店ベースで前年同月比0.7%減だった。前月(1.9%減)より減少幅は縮まったものの、8ヵ月連続のマイナスとなった。
食料品は0.9%増だったが、気温が高めに推移したこともあって季節商品の動きが鈍かった衣料品(7.4%減)と住関品(2.6%減)がマイナスだった。
生鮮品では相場高の畜産品(6.5%増)と水産品(1.8%増)がプラスとなったが、農産品は6.3%減と大きく落ち込んだ。揚げ物、焼き物が好調だった総菜は3.5%増、その他食品は、飲料や乳製品、アイスクリームなどが好調で0.8%増となった。