【イオン】 農地バンクを活用して、コメづくりに参入

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 イオンは埼玉県羽生市で2015年4月からコメの生産を始める。

 農地中間管理機構(農地バンク)を活用して子会社のイオンアグリ創造が自社農場「埼玉羽生農場」の近接地に11ヘクタールの農地を借りる。

 農地バンクは政府が農地の大規模化を目指して14年春から始めた制度で、耕作放棄地などを借り上げて整備し、農業生産法人や大規模農家などに貸し出す制度。

 同制度を活用してコメ作りに参入するのは、大手小売業ではイオンが初めて。

 イオンアグリ創造では埼玉県の推奨品種「彩のかがやき」を生産、9月下旬に収穫を始め、10月下旬から埼玉県内の総合スーパー「イオン」ほか首都圏の店舗で販売する。

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