アルビス、JAから「Aコープ」事業を譲り受け、福井市内の3店舗

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 食品スーパーのアルビス(富山県射水市)は福井市農業協同組合(JA福井市)から店舗事業を譲り受けることを明らかにした。JA福井市が同市内で運営する「Aコープ」3店舗の資産と負債をアルビスが新設する100%子会社が、2015年4月1日付で引き継ぐ。買収金額や新設子会社の概要については確定次第、発表するという。

 JA福井市の店舗事業の売上高は37億円、営業損益は1800万円の赤字(いずれも13年12月期)となっている。北陸三県を地盤とするアルビスだが、富山県(34店舗)と石川県(19店舗)に比べて福井県は3店舗と手薄なため、買収によって事業基盤を強化する。

 店舗事業の買収とあわせて、アルビスはJA福井市と業務提携を結んだ。JA福井市が農産物を安定供給すると共に、両者でオリジナル商品の共同開発を行う。

 アルビスは15年3月期に連結営業収益705億円、営業利益17億円を見込んでいる。

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