共通ポイントの「Ponta（ポンタ）」を運営する三菱商事系のロイヤリティマーケティング（LM）は11月10日、日本航空（JAL）と資本・業務提携したと発表した。2015年春からJALのマイレージとポンタポイントを相互に交換できるようにする。JALはLMの第三者割当増資を引き受け、15.00％を出資した。ライバルであるカルチュア・コンビニエンス・クラブ系のTポイント・ジャパンは全日本空輸（ANA）のマイレージと「Tポイント」の相互交換を行っており、JALとの提携でこれに対抗する。
また、ポンタ陣営の中心的企業であるローソンもLMの第三者割当増資を引き受けて追加出資することで合意、出資比率を20.00％とする。LMには４月に資本・業務提携したリクルートホールディングスも15.00％を出資しており、2015年春をめどに「リクルートポイント」をポンタポイントに統合する予定だ。