【ヤオコー】 通期売上高が初の3000億円到達、業績予想を上方修正

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 食品スーパー大手のヤオコー(埼玉県川越市)の売上高が初めて3000億円に到達しそうだ。同社は11月15日、2015年3月期の連結業績予想を上方修正、会社全体の売上高に当たる営業収益が従来予想を113億円上回り、前期比9.4%増の3000億円となる見通しだ。営業利益も期初予想から5億8000万円引き上げ、前期比6.7%増の128億円とした。

 

 消費税引き上げの影響による落ち込みが想定より少なく、14年4~9月期の業績が想定を上回ったことが要因。主力のスーパーマーケット事業で既存店売上高がプラスを維持したうえ、4店舗の新規出店効果もあって営業収益は13.3%伸びて1491億円となった。自動発注システムの導入などによって生産性が高まり、営業利益は24.9%増の79億円と売上高の伸びを上回った。

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