ソフトバンクは10月28日、インドで最大級のEコマース(電子商取引)サイトを運営するスナップディール社に6億2700万米ドル(約677億円、1ドル=108円換算)を出資し、同社の筆頭株主になると発表した。
スナップディール社は2010年の設立で、同社の運営するEコマースサイト「snapdeal.com」の登録ユーザー数は2500万以上、加盟店は5万以上にのぼり、2013~14年にかけて600%の成長率を示した。
調査会社のガートナーによれば、インドのEコマース市場は2015年に前年比1.7倍の60億ドル(約6480億円)に拡大する見通し。小売市場全体に比べれば、その規模は4%足らずに過ぎず、今後も年率60~70%の高成長が続きそうだ。
インドでは米アマゾンが2013年6月にEコマースサイト「Amazon.in」を開設、今年7月にはインドで20億ドルを追加投資すると発表している。