紳士服専門店のAOKIは10月24日、肩パットや芯地を軽いものに変えるなどして軽い着心地を実現したスーツ「ピシットふわり羽織るスーツ」を全540店(10月23日現在)で発売した。
信州大学繊維学部と共同開発したもので、肩パットや芯地を軽いものに変えても型崩れしない縫製技術をはじめ、3つの独自の技術が活かされている。AOKIによれば、同スーツでは衣服圧(スーツから人体に伝わる圧力)を従来の製品に比べて最大で24.6%軽減した。
この秋冬シーズンの主力商品として40万着を展開する。価格は税別で3万8000~7万8000円。
信州大学繊維学部との共同開発商品は2003年から投入しており、今回が第18弾となる。