東急不動産は10月21日、川崎競馬場スタンド跡地に建設予定の商業施設を着工したと発表した。
老朽化により閉鎖中だった3号スタンドを解体し、跡地に競馬観戦のほかショッピングや飲食ができる商業施設を開発するもので、地上5階建て延床面積約3万平方メートルの施設を建て、1~3階に店舗をテナント誘致する。
東急不動産は事業主であるよみうりランド(東京都稲城市)からプロジェクトマネジメント業務を受託、商業施設の計画を立案し、建物完成後はマスターリース(一括借り上げ)で施設を運営する。
テナントは食品スーパーを中心に、物販店舗、飲食店などを集積し、周辺住民の日常的なニーズに応える商業施設を目指す。
2016年春に開業の予定だ。