紳士服専門店のはるやま商事(岡山市)は10月1日、紳士服専門店のテット・オム(東京都渋谷区)の事業を譲り受けた。
テット・オムは紳士服ブランド「テット・オム」などを展開、1980年代のDCブランドブームで業績を伸ばしたが、7月10日、民事再生法の適用を申請、はるやま商事が再建スポンサーとして支援に乗り出していた。帝国データバンクによれば、2008年8月期には売上高約21億円を計上していたが、13年8月期には約15億円に落ち込んでいた。
はるやま商事は事業の受け皿会社として100%出資のテット・オムを設立、店舗や従業員などを引き継いだ。