近鉄百貨店、ハルカス効果で営業益81%増、3~5月期

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 近鉄百貨店が発表した2014年3~5月期の連結業績は、本業の儲けを示す営業利益が前年同期比81.3%増の12億円だった。昨年6月に部分開業していた「あべのハルカス近鉄本店」(大阪市)が3月7日に全面開業、日本一の超高層ビル「あべのハルカス」の展望台や美術館などが同時オープンしたこともあって、来店客数は前年同期比2.5倍に伸びた。これによって主力の百貨店事業の売上高は11.7%増の666億円、連結売上高も11.7%増の730億円となった。

 なお、ハルカスの展望台は7月13日で来場者が100万人に到達した。2014年度で180万人の来場を見込んでいるが、予想より早いペースでの100万人到達となった。

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