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【SC売上高】 5月の既存店は0.4%減、反動減弱まる

 日本ショッピングセンター協会が発表した5月の国内ショッピングセンター(SC)の既存店売上高は前年同月比0.4%減となった。月前半は化粧品や宝石・家具などの高額品で消費増税前の駆け込み需要の反動減が続いたが、ゴールデンウイーク以降は気温の上昇により夏物衣料が動き出すなど徐々に回復、4月の4.8%減に比べると落ち込み幅は縮小した。

 

 地域別では全国9地域のうち関東(1.0%増)と九州・沖縄(0.4%増)がプラスで、他の7地域は前年割れだった。北海道が0.4%減と比較的健闘する一方、東北(3.0%減)、北陸(4.0%減)、四国(3.6%減)は苦戦した。