生活協同組合のみやぎ生協(仙台市)は2014年秋、仙台市内に2店舗をオープンする。同生協にとっては2009年以来、5年ぶりの出店となる。
同生協では東日本大震災の影響で2店舗を閉鎖、現在は宮城県内で46店舗を営業している。10月に太白区長町に「長町店」、11月には太白区あすと長町に「太子堂店」を開業し、総店舗数は48店舗に増える。
長町店は売り場面積約996平方メートルで初年度売上高12億円、太子堂店は約2064平方メートルで同17億円を見込む。
宮城県内の食品小売業としてはみやぎ生協が最大手だが、近年はヨークベニマル(福島県)やヤマザワ(山形県)などが同県内への出店を増やしており、みやぎ生協も出店再開で巻き返しを図る。