ユニーは3月13日、群馬県邑楽町で生鮮加工施設「関東プロセスセンター」のテスト稼働を始める。関東地方と福島・新潟両県にある「アピタ」「ピアゴ」計33店舗の生鮮加工作業を集約、店舗運営の省力化と品質の安定化を図る。
当面は精肉の加工作業を行い、8月からの本格稼働に備える。将来的には精肉だけでなく、鮮魚、青果、総菜にも取り扱い分野を広げる。また、7月からはユニーグループの99イチバが首都圏で運営する都市型ミニスーパー「ミニピアゴ」(3月1日現在で76店舗)への商品供給も行う。
ユニーでは2010年1月に山梨・静岡両県をカバーする「牧之原プロセスセンター」(静岡県牧之原市)を稼働させており、関東プロセスセンターは2ヵ所目の生鮮加工施設となる。15年度には地盤の中京圏でも「瀬戸プロセスセンター」(愛知県瀬戸市)を開設する予定だ。