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【マクドナルド】 原田氏が持株会社の社長退任、代表権のない会長に

 日本マクドナルドホールディングスは2月19日、代表取締役会長兼社長兼CEO(最高経営責任者)の原田泳幸氏(65歳)が社長兼CEOを退任、代表権のない会長に専任する人事を発表した。

 

 傘下の事業会社、日本マクドナルドの社長兼CEOを務めるサラ・エル・カサノバ氏(48歳)が持株会社の社長兼CEOを兼務する。就任は3月25日。原田氏は日本マクドナルドの代表権も返上するが、会長にはとどまる。

 

 カナダ出身でマクドナルドのマレーシアやシンガポールの責任者を経て昨年8月に日本マクドナルドの社長に就任したカサノバ氏に権限を集中し、業績の立て直しを急ぐ。

 

 原田氏はアップルコンピュータ(現アップル)の日本法人社長などを経て、2004年2月に日本マクドナルドの副会長兼CEOに就任、10年間に渡って経営トップを務めた。