【イトーヨーカ堂】 10ヵ所目の自社農場、加工用野菜も栽培

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 イトーヨーカ堂は千葉県銚子市に全国で10ヵ所目となる自社農場を開設する。このほど運営主体となる農業事業会社「セブンファーム銚子」を地元生産者との共同出資で設立した。イトーヨーカ堂の完全子会社、セブンファームが95%を出資した。

 5ヘクタールの農場でキャベツや大根など4品目の野菜を栽培、初年度に約64トンの収穫を見込む。収穫した野菜は5月から千葉県内の「イトーヨーカドー」で販売する予定。

 また、自社農場では初めて加工用野菜も栽培する。大根などを漬け物やカットサラダに加工、オリジナル商品として販売する。

 同社は2008年に初の農業生産法人となる「セブンファーム富里」を千葉県富里市に設立、その後、北海道や愛知県などにも広げてきた。いずれの農場でも店舗から回収した残さ(食品廃棄物)をたい肥化して使用する循環型農業を展開している。

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