経済産業省が発表した2013年12月の商業販売統計速報によると、小売業販売額は前年同月比2.6%増の13兆5030億円と5ヵ月連続のプラスだった。
大型小売店の販売額は0.9%増の2兆1394億円、既存店ベースでは0.1%増で2ヵ月連続の増加となった。このうち衣料品や高額商材の動きが良かった百貨店の既存店売上高は1.9%増、スーパーは逆に衣料品の不振が足を引っ張って0.9%減だった。
コンビニエンスストアの販売額は4.9%増の8763億円、既存店ベースでは0.3%減と2ヵ月ぶりのマイナスだった。
また、併せて発表した13年の小売業販売額は前年比1.0%増の138兆9080億円で、2年連続のプラスとなった。