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【全国スーパー】 11月の既存店売上高は0.7%増、4ヵ月連続のプラス

 日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟58社)の11月の売上高は1兆723円で、既存店ベースでは前年同月比0.7%の増加だった。8月の0.1%増、9月の0.4%増、10月の0.5%増に続いて4ヵ月連続のプラスで、増加幅は徐々に広がっている。

 

 月前半の気温が高かったこともあり衣料品は8.5%減と落ち込んだが、売上高全体の6割を占める食料品が3.0%増と堅調だった。住関品も医薬・化粧品やエアコン・暖房器具などが好調で0.1%増と前年実績を上回った。

 

 食料品では野菜の相場高と鍋物需要で農産品が10.2%増、畜産品も4.8%増と好調だった。

 

 一方、日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパー(集計306社)の売上高は既存店ベースで前年同月比1.4%増となり2ヵ月連続で前年実績をクリアした。食品では一般食品(加工食品)が1.6%減と振るわなかったほかは、生鮮3部門、総菜、日配のいずれも前年同月比でプラスとなった。