オフィス用品通販のアスクルが発表した2013年6~11月期の連結業績は、営業利益が前年同期比59.0%減の14億円だった。
一般消費者向けに日用品を販売する新事業「LOHACO(ロハコ)」の拡大のため、物流センター整備や販売促進に積極投資した結果、売上高は8.6%増の1192億円と上半期としては過去最高を更新したものの、投資負担が利益を圧迫した。
同社は今期、「攻め」を最大のテーマとしてロハコ事業の売上拡大に取り組む方針で、14年5月期通期でも売上高は10.3%増の2500億円、営業利益は12.8%減の60億円と増収減益を見込む。
アスクルがヤフーと共同で昨年10月に立ち上げたロハコ事業の売上高は6~11月期で42億円、通期では100億円を見込むが、営業損益は23億円の赤字となる見通しだ。