凸版印刷は12月4日、スマートフォン(スマホ、高機能携帯電話)に会員証やクーポン、チラシ、キャンペーン情報などを集約できるアプリを運用するためのツール「お買い物アプリ」を流通業向けに提供を始めたと発表した。
スマホを会員証代わりに使ったり、クーポンやキャンペーン、チラシ情報を受信したりできるアプリを買い物客に配信、一方でスマホを介して顧客情報や各種サービスの利用状況をリアルタイムで把握できるシステムをASP(インターネット経由でのアプリケーションの利用)サービスとして使用できる。
自社独自でアプリを構築する場合と比較して、初期費用と開発期間を約6分の1に削減できるという。
初期費用は500万円、月額費用は50万円から。凸版印刷では「お買い物アプリ」を流通業向けに拡販、コンテンツ制作やアプリの運用などを含めて、2018年度までに20億円の売上げを目指す。