日本フードサービス協会がまとめた10月の外食産業売上高(全店ベース)は前年同月比1.6%減で6ヵ月ぶりに前年実績を下回った。
前月に続いて台風接近の影響を受け、客数が3.4%減少した。客単価は1.8%増えたものの、客数の減少を補えなかった。
主な業態別では、ファーストフードの売上高が3.4%減で3ヵ月ぶりのマイナス。「和風」や「麺類」は好調だったが、ハンバーガーチェーンが主体の「洋風」が8.2%減と大きく落ち込んだ。
ファミリーレストランは悪天候の影響の中でも2.2%増と6ヵ月連続でプラスを維持した。引き続き単価が高めのメニューが好調だという。
パブ・居酒屋は特に居酒屋が台風での客数減少の影響が大きく、全体で7.9%減となった。