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【飲料市場】 13年度は2.7%増の5兆750億円、拡大基調続く

 2013年度の国内飲料市場は前年度比2.7%増の5兆750億円(牛乳・乳飲料を含む、メーカー出荷額ベース)と拡大基調が続きそうだ。矢野経済研究所が飲料メーカーへのヒアリング調査などに基づいて予測をまとめた。

 

 需要の最盛期である夏場の販売が好調だったことに加え、健康や機能性を訴求した商品に対する根強い消費者ニーズが市場の伸びを支える。

 

 12年度は特定保健用食品(トクホ)の炭酸飲料など新しいヒット商品が出て、市場は1.6%増の4兆9420億円となったが、今後も野菜飲料や無糖茶飲料などカロリーゼロの“ゼロ系”飲料など健康や機能性を訴求した商品が飲料市場を広げると同研究所では見ている。