イオングループの店舗で販売していた国産米の弁当・おにぎりの一部に中国産米が混入していたことがわかった。
対象の商品は弁当・総菜メーカーの日本デリカフレッシュと日本フーズデリカが製造したもので、いずれも精米・卸の三瀧商事(三重県四日市市)が納入したコメを使っていた。イオンが調査したところ、三瀧商事が中国産米を混入していたことがわかったという。
日本デリカフレッシュと日本フーズデリカの2社はすでに三瀧商事のコメを使用していないが、イオンとしては三瀧商事に対する法的措置も視野に入れて対応する。
中国産米が混入した弁当・おにぎりは昨年12月2日から今年9月4日まで、京都、大阪、兵庫、奈良など西日本を中心とした2府21県の「イオン」「ダイエー」「マックスバリュ」など674店舗で販売された。延べ品目数は弁当が112品目、おにぎりが35品目に及ぶ。