日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟57社)の8月の売上高は1兆654億円で、既存店ベースでは前年同月比0.1%増とわずかながら前年実績を上回った。既存店のプラスは2ヵ月ぶり。土曜日が前年に比べて1日多かったことがプラスに働いた。
商品部門別では食料品が0.6%増、衣料品が7.8%減、住関品が0.2%減と食料品のみプラスだった。猛暑による野菜類の相場高が続いており「農産品」が4.7%増、肉類も全般的に好調で「畜産品」が2.7%増となったが、寿司・米飯が不調だった「総菜」は0.2%減、加工食品など「その他食品」もコメ、乳製品などが不振で0.6%減と前年実績に届かなかった。
新店を含む全店ベースでの売上高は2.3%増で6ヵ月連続のプラスだった。