凸版印刷は従来品に比べて半額以下に抑えた低価格な店頭販促用デジタルサイネージ(電子看板)を9月上旬に売り出す。
ネットワーク経由での遠隔地からのコンテンツ変更や配信スケジュール管理、タッチパネルによるコンテンツ再生など店頭販促に必要な機能に絞り込んだうえ、ディスプレーを備えた端末機器を従来品に比べて約2分の1に軽量化・薄型化することで低価格を実現した。
端末機器のサイズは幅20.8センチ、高さ12.2センチ、奥行き2.6センチで、価格は1台3万円。コンテンツの制作費用や運用費用が別途必要となる。
小売店舗で販促活動を行う飲料メーカーや化粧品メーカーなどを中心に売り込み、電子看板を使った販促支援システム全体で2015年に300億円の売上げを目指す。