日本マクドナルドホールディングスは8月27日、傘下の日本マクドナルドの代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)にカナダ人のサラ・カサノバ氏(48歳)が就任する人事を決めた。
会長兼社長兼CEOだった原田泳幸氏(64歳)は代表権を持つ会長となり、引き続きホールディングスの会長兼社長を務める。
原田氏はホールディングスのトップとして経営戦略全般を司り、事業会社である日本マクドナルドの経営はカサノバ氏が担当することになる。
カサノバ氏はカナダのマックマスター大学大学院経営修士課程を修了後、マクドナルドのカナダ法人に入社、04年から日本マクドナルドで執行役員マーケティング本部長、上席執行役員事業推進本部長を務めた経験もある。09年7月からはマレーシア法人に異動し、マレーシア・シンガポール地域の責任者を務めている。
月内に日本マクドナルドの社長に就任する予定。