日本フードサービス協会がまとめた6月の外食産業売上高(全店ベース)は前年同月比3.6%増となり、2ヵ月連続で前年実績を上回った。
3.3%増だった前月を上回り、昨年9月の3.6%増以来となる高い伸び率を記録した。
6月は全国的に気温が高く、月前半は降水量が少なかったことから客足が伸びた。日曜日が前年に比べて1日多かったこともファミリーレストランなどでは追い風となった。客数は3.4%増で4ヵ月連続のプラス、客単価は0.2%増で2ヵ月連続のプラスだった。
主な業態別では、ファミリーレストランが5.8%増と高い伸びを示した。ファーストフードも3.5%増と堅調で、とくに牛丼など和風が6.2%増と好調だった。
一方、パブ・居酒屋は2.9%減。パブ・ビアホールは暑さで客足が伸びて4.7%増と好調だったが、居酒屋は4.6%減と苦しい状況が続いている。