ローソン、エーザイ生科研を子会社化、「中嶋農法」を自社農場で採用

ダイヤモンド・リテイルメディア 流通マーケティング局
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 ローソンは7月19日、エーザイの子会社で肥料の製造・販売などを手がけるエーザイ生科研(熊本県西原村)を買収すると発表した。エーザイからエーザイ生科研の発行済み株式の70%を取得し、子会社化する。

 エーザイ生科研は、土壌の栄養(ミネラル)バランスや作物の生育状態に応じて適切な栄養を供給することで健全な土づくりと高品質な野菜・果物の生産を可能にする「中嶋農法」の商標と開発した肥料の特許を持つ。

 ローソンは関東甲信越地区の店舗で2012年4月から中嶋農法認定の野菜を販売しているが、今後は自社農場「ローソンファーム」で中嶋農法を取り入れていく。ローソンは現在、全国に9ヵ所の農場を展開しており、今年度中に20ヵ所、中長期的には300ヵ所にまで増やす計画だ。

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