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【雑貨屋ブルドッグ】 筆頭株主アクサスの久岡氏が社長を兼務

 ジャスダック上場のファッション雑貨店、雑貨屋ブルドッグ(静岡県浜松市)は7月10日、同日付で筆頭株主であるアクサス(徳島市)の久岡卓司社長(40歳)が同社の社長に就任したと発表した。同社生え抜きの小楠昭彦前社長(57歳)は取締役に退いた。

 

 ブルドッグは創業者である内山恭昭氏が今年5月に持ち株をアクサスに譲渡、同社が議決権ベースで約32%の株式を保有する筆頭株主となった。

 

 アクサスは四国を地盤にドラッグストア「チャーリー」のほかスポーツ用品店、酒類専門店など約40店舗を展開しており、12年3月期の売上高は157億円。ブルドッグは8月をめどにアクサスと経営指導に関する契約を締結、商品の仕入や販売などで同社との連携を深めながら経営の立て直しを目指す。

 

 ブルドッグはピーク時の2007年8月期に276億円あった売上高が13年8月期には103億円にまで落ち込む見込みで、最終損益は6億9800万円の赤字(前期は1億2400万円の黒字)に転落する見通しだ。