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【ABCマート】 既存店好調で営業利益は20.6%増の100億円、3~5月期

 靴専門店のエービーシー・マートが発表した2013年3~5月期の連結業績は、売上高が前年同期比21.2%増の481億円、営業利益が20.6%増の100億円となった。国内既存店の売上高が6.1%増と好調に推移、四半期ベースで営業利益が初めて100億円に届いた。

 

 国内で26店舗を新設(5店舗を閉鎖)、韓国と台湾でも計14店舗を新設するなどハイペースでの出店を維持し、売上高を伸ばした。既存店も改装による売り場拡張や導入を広げている子ども靴の売れ行き好調などで売上げが拡大した。

 

 円安の進行で海外生産しているプライベートブランドの仕入原価が上昇、売上総利益率は2.1ポイント減の56.9%となったものの、海外事業の収益は逆に円安効果で伸びた。海外事業の営業利益は34.7%増の4億円だった。前期に買収した米国の靴製造・販売会社ラクロスが連結化した効果もあった。