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【マルヤ】 新社長にゼンショーの原常務が就任、折原社長は副会長に

 埼玉県が地盤の食品スーパー、マルヤでは7月10日、親会社で外食大手のゼンショーホールディングス(HD)の原俊之常務取締役(54歳)が社長執行役員に就任した。

 

 ゼンショーHDは2012年11月に株式公開買付でマルヤを子会社化、小川賢太郎会長兼社長がマルヤの会長に就任するなど6人の取締役のうち4人をゼンショーHDから送り込んでいる。さらに社長を派遣することでマルヤの経営立て直しを急ぐ。

 

 前社長でマルヤ生え抜きの折原昭氏は代表権を持ったまま副会長に就いた。

 

 マルヤは2013年3月期(13ヵ月の変則決算)に不採算の5店舗を閉鎖するなどリストラを実施。期末店舗数は49店舗で11億円の営業赤字を計上した。14年3月期は3100万円の営業黒字を見込んでいる。