日本ショッピングセンター(SC)協会が発表した全国SCの5月の売上高は既存店ベースで0.4%減と2ヵ月連続の前年割れとなった。
ゴールデンウイークの客足は好調で、母の日のギフト需要も堅調、月後半には気温が上昇して夏物衣料などの売上げも持ち直したが、月前半の落ち込みをカバーできなかった。4月の2.9%減に比べると下げ幅は縮小した。
地域別では北海道(2.6%増)や中国地方(1.8%増)が好調だった。北海道は5月は気温が上がり、春物・夏物衣料が売上げを伸ばした。中国地方では「ひろしま菓子博2013」や「出雲大社の大遷宮」といった大型イベントの開催で観光客需要が増加した。