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【全国スーパー】 5月の既存店売上高は1.2%減、2ヵ月連続前年割れ

 日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟57社)の5月の売上高は1兆492億円で、既存店ベースでは前年同月比1.2%の減少だった。前年割れは4月の1.9%減に続いて、2ヵ月連続。

 

 商品別では前月に続いて夏物衣料が不振で、衣料品の既存店売上高が5.2%減と足を引っ張った。主力の食料品は0.7%のマイナス。ゴールデンウイークや母の日のごちそう需要で総菜が0.1%の微増を確保したが、野菜の相場安で農産品が2.9%減少した。

 

 住関品は1.1%減。月後半からの気温上昇で日焼け止めなどが伸び医薬・化粧品は前年並みとなったものの、そのほかの日用雑貨や家具・インテリア、家電製品が振るわなかった。