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【くろがねや】13年5月期は1億円の最終赤字、上場以来初めて

 ホームセンターのくろがねや(山梨県甲府市)は6月17日、2013年5月の最終損益が1億1400万円の赤字(前期は1億7600万円の黒字)になったようだと発表した。従来予想は3億1600万円の黒字だったが、売上高が当初の見込みを下回り、コスト削減でも補えなかった。同社が最終赤字となるのは、1989年の上場以来初めて。土地の減損処理などで3億円強の特別損失を計上したことも響いた。

 

 売上高は前期比1.5%減の175億円で、従来予想を8億円下回った。上期は暑さ対策の扇風機などの販売が低調だったほか、地上波デジタルチューナーなども前期の反動から落ち込み、下期に入っても低迷を抜け出せなかった。営業利益は14.3%減の2億4600万円で従来予想に3億円及ばなかった。