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【メガネスーパー】 6期連続の赤字で債務超過に、社長交代を発表

 眼鏡専門店大手のメガネスーパーが発表した2013年4月期の業績は、売上高が前期比16.7%増の159億円、営業損益は16億円の赤字(前期は12億円の赤字)、最終損益は22億円の赤字(前期は19億円の赤字)で、営業損益、最終損益ともに6期連続の赤字となった。

 

 この結果、13年4月期末時点で21億円の債務超過に陥った。同社は親会社である投資会社のアドバンテッジパートナーズの支援を受けながら資本増強と経営改善を目指す方針。

 

 同社は13年4月期中に26店舗の改装や不採算店38店舗の閉鎖を行ったものの、既存店売上高は前期比13.9%減と極度の不振から抜け出すことができなかった。

 

 同社は合わせて社長交代を発表した。2012年7月に社長に就いたアパレル大手ワールド出身の嘉野敬介氏(48歳)が7月中旬の定時株主総会で退任、代わって執行役員副社長の星﨑尚彦氏(46歳)が社長に就任する。星﨑氏は三井物産出身で、今年6月にメガネスーパーに入社した。

 

 同社は新社長の下で7年ぶりの黒字転換を目指す。