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【ヤマダ電機】 中国・天津店を閉鎖、残りは瀋陽店のみに

 ヤマダ電機は6月6日、中国・天津市にある「ヤマダ電機天津店」を6月30日で閉鎖すると発表した。同社は5月末で南京店(南京市)を閉鎖したばかりで、中国で残る店舗は2010年に開業した中国1号店の瀋陽店(瀋陽市)のみとなる。

 

 天津店は2011年6月の開業で、店舗面積は1万5000平方メートルと大型。中国の家電市場の伸びが鈍化しているほか、商品調達網や物流網をうまく構築できなかったことなどが販売不振につながった。

 

 2012年9月に尖閣諸島問題で反日デモが活発化して以来、日本製品の不買運動が広がったことなども影響したと見られる。