日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた食品スーパー306社の4月の売上高は7588億円で、既存店ベースでは前年同月比2.6%の減少だった。既存店の前年割れは14ヵ月連続となった。
3月に続いて相場安の影響で青果が6.8%減と大きく落ち込んだ。水産も2.0%減と振るわず、生鮮3部門合計では3.5%減となった。
3月は花見需要の前倒しでプラスだった総菜も、4月は2.5%減とマイナスに転じた。気温が低い日が多かったため飲料などが売れず、一般食品も1.6%のマイナスとなった。
一方、新店を含む全店ベースでの売上高は0.3%増だった。前年比横ばいだった前月より若干上向いた。