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【米ウォルマート】 国内既存店売上高は1.2%の減少、2~4月期

 米ウォルマート・ストアーズが発表した2013年2~4月期決算は主力の米国ウォルマート事業の既存店売上高が前年同期比1.4%のマイナスだった。会員制卸のサムズ・クラブ事業は0.2%増だったものの、ウォルマート事業と合わせた国内既存店は1.2%の減収となった。

 

 同社では既存店がマイナスとなった理由として、所得税還付が例年より遅れたことや所得増税で消費者の可処分所得が減少したこと、春先の冷え込みが長引いたこと、食品のインフレ率が予想よりも低かったことなどを挙げた。

 

 5~7月期の国内既存店売上高は横ばいから2%増に回復する見通し。

 

 国際事業を含む全社ベースでの売上高は1.0%増の1141億ドル、営業利益は1.1%増の64億ドルだった。全体の約3割を占める国際事業の売上高は2.9%増えたが、経費コントロールがうまくいかず営業利益は4.7%の減益だった。