【関西スーパー】2期連続の営業減益の見通し、14年3月期

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 関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市)の2014年3月期の連結営業利益は前期比1.4%減の16億円となる見通しだ。前期より2店舗多い4店舗の新設を計画しており、売上高に当たる営業収益は2.8%増の1216億円と2年ぶりの増収を見込むが、投資負担などから営業利益は2期連続で前年実績割れとなりそうだ。

 13年3月期は2店舗を新設(1店舗を閉鎖)、2店舗の改装を実施する一方、全店の約9割に当たる56店舗で開店時間を午前9時に繰り上げるなど営業強化を図ったが、既存店が1.1%の減収と苦戦。営業収益は0.5%減の1183億円、営業利益は20.3%減の16億円と減収減益だった。

 なお、同社は6月20日付で商品本部と店舗運営本部を統合して、営業本部を新設。これに伴って、取締役店舗運営本部長の福谷耕治氏が常務取締役営業本部長に昇格、取締役商品本部長の柄谷康夫氏は取締役開発本部長に異動する。

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