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【全国生協】 CO2排出量を2020年度に15%削減、05年度比

 日本生活協同組合連合会は4月24日、全国生協の2020年度の二酸化炭素(CO2)排出量を05年度比で15%削減する計画だと発表した。

 

 全国53生協・事業連合と日本生協連がそれぞれ策定した「温室効果ガス総量削減長期計画」を集計したところ、05年度の排出量83.8万トンに対して20年度の見通しは70.2万トンとなったという。これを基に日本生協連が15%削減を目標として定めた。

 

 集計に当たっては今後の出店・閉店など事業計画を可能な限り反映させた。店舗では照明のLED(発光ダイオード)化などで9.1万トン、物流の共同化などで1.9万トン、本部機能の合理化などで1.7万トン、CO2排出権取引によるカーボンオフセットで2.4万トンの削減を見込む。今後の事業拡大が確実な宅配についてはバイオディーゼル燃料を使用する配送トラックなどを増やしていくが、1.5万トンの増加となる見通しだ。