中国景況感、5月も節目割れ=悪化ペースは鈍化

時事通信
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都市封鎖された中国・上海市
〔写真説明〕都市封鎖された中国・上海市=5月9日(EPA時事)

 【北京時事】中国国家統計局が31日発表した5月の製造業購買担当者景況指数(PMI)は49.6と、前月から2.2ポイント上昇した。最大の経済都市である上海市のロックダウン(都市封鎖)など厳格な新型コロナウイルス対策が響き、3カ月連続で景気の拡大・縮小を判断する節目の50を割り込んだが、景況感の悪化ペースは鈍化した。

 分野別では、供給の強さを示す生産が5.3ポイント上昇の49.7、需要の強さを示す新規受注は5.6ポイント上昇の48.2。いずれも前月から改善した。

 同時発表されたサービス業の動向を示すビジネス活動指数は47.8と、前月から5.9ポイント上昇した。

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