若者向けファッション雑貨店を展開する雑貨屋ブルドッグ(静岡県浜松市)は4月15日、ドラッグストアなどを展開するアクサス(徳島県徳島市)と資本業務提携を結んだ。ブルドッグの創業者である内山恭昭氏が持ち株を譲渡、アクサスが議決権ベースで32.14%の株式を保有する筆頭株主となった。
ブルドッグはピーク時の2007年8月期に276億円あった売上高が12年8月期で112億円に減少するなど近年業績が低迷している。アクサスと商品の相互供給、仕入や配送の共同化などを行うことで業績の立て直しを図る。
アクサスはドラッグストア「チャーリー」のほかスポーツ用品店、酒類専門店など約40店舗を展開しており、12年3月期の売上高は157億円、営業利益は5億円。
一方、ブルドッグは13年8月期の連結業績予想を下方修正しており、売上高は前期比8.4%減の103億円、営業利益は99.5%減の300万円、最終損益は6億9800万円の赤字(前期は1億2400万円の黒字)となる見通しだ。