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【あさひ】 上場以来初の営業減益、特需の反動減で既存店苦戦

 自転車専門店大手のあさひ(大阪市)が発表した2012年2月期の業績は、売上高が前期比6.4%増の374億円、営業利益が9.2%減の40億円と増収減益だった。

 

 前期に震災後の特需で売上げが大きく伸びた反動で、既存店が7.3%の減収と苦戦、04年8月の上場以来、初めての減益となった。

 

 店舗については関東で14店舗など計42店舗を出店、そのほかフランチャイズ店を3店舗新設した。この結果、期末店舗数は直営298店舗、FC22店舗の計320店舗となった。

 

 今期はプライベートブランドの電動アシスト自転車の本格投入などによって売上げを伸ばす。14年2月期の業績は売上高が17.1%増の439億円、営業利益が15.0%増の46億円と2ケタの増収増益を見込んでいる