日本チェーンストア協会がまとめた全国スーパー(加盟57社)の2月の売上高は9140億円で、既存店ベースでは前年同月比5.5%のマイナスだった。12ヵ月連続で前年実績を下回った。
一方、日本スーパーマーケット協会など3団体がまとめた全国食品スーパー(集計310社)の2月の売上高は7331億円で、既存店ベースでは5.0%減とこちらも12ヵ月連続のマイナスだった。
全国スーパー、食品スーパーともに前年がうるう年で営業日数が1日少なかったことが響いた。
全国スーパーでは衣料品が既存店ベースで9.2%減と足を引っ張ったのに加えて、主力の食料品も5.3%減とふるわなかった。
食品スーパーはキャベツや白菜などの相場安の影響で青果が6.2%減、鮮魚の水揚げ不足などがあり水産も6.7%減と不調だった。