東急不動産はプロ野球の近鉄球団が本拠地にしていたこともある大阪城公園近くの「日本生命球場」跡地(大阪市中央区)で商業施設を開発する。
敷地面積は3万3000平方メートルで、地下鉄森ノ宮駅から徒歩1分、JR環状線・森ノ宮駅からも徒歩3分と交通至便の場所にある。1958年から近鉄球団が準フランチャイズ球場として使用していたが、1997年12月に閉鎖され、現在は駐車場などに利用されている。
東急不動産は2月28日、日本生命と事業用定期借地権を設定することで合意した。関連会社の東急スポーツオアシスが運営するフィットネスクラブを誘致するなど、地域の生活の拠点となる商業施設を目指すとしており、食品スーパーなどが入居することも見込まれる。
施設の開業は2015年を予定する。