米国企業の顧客満足度指標として有名なACSI(米国顧客満足指標)が2月26日に発表した2012年度の主な小売業の顧客満足度によると、トップはスーパーマーケット(SM)大手のパブリックスだった。100点満点の指標で、パブリックスの点数は86点だった。
2位はインターネット通販最大手のアマゾンで85点、これに高級百貨店のノードストロームやオフィス用品専門店のオフィスデポなどが84点で続いた。
ACSIはミシガン大学が中心となって作成した指標で、現在はACSI LLCという組織が毎年約7万人の消費者を対象に調査を実施、その結果を公表している。
なお、SM業界でパブリックスの次に点数が高かったのは、自然食品スーパーのホールフーズ(80点)、続いてSM最大手のクローガー(79点)の順。小売業界全体の平均点は76.6で、前年より0.7ポイントアップして過去最高だった。
ちなみに、小売業最大手のウォルマートの点数は前年より4.3ポイントアップして72点だった。